【社員教育・リベルナレッジ】 X線情報連携

当社では社員教育の一環として、「LIBER KNOWLEDGE(リベルナレッジ)」という活動を実施しています。リベルナレッジは、各社員が担当しているプロジェクトを他の社員に向けて紹介するものです。経験則や仕事のノウハウといったあまり意識されない個人の業務知識を全員で共有し、個人の能力向上、組織の生産性向上を目的としてます。

社内には開発・総務・営業と3つの部署がありますが、各部署にはそれぞれ担当プロジェクトがありますが、自分が担当している部署以外のプロジェクトに関しては、あまり知識がありません。かくいう私も、営業・総務が何をしているのか、ほとんど把握していなかったり。。。

そこで、リベルナレッジとして自分の知識を社内に発表することで、普段関わりのない部署との連携をとり、コミニュケーションの活性化+新たなアイデアの創造を促します。
(感動品質の創造と提供ってやつですね)

過去には、「審査認証(薬事法)について」、「医療システムについて」の講義が発表されました。
20130716liber knowledge (前回の「審査認証(薬事法)について」の模様)

第3回目となる今回は、「X線情報連携」というテーマで講義が開催されました。
今回の担当は開発部関根さん。
入社4年目で今年の9月に結婚したばかりの新婚さんです(いいなぁ)。
社長・管理職だけではなく、比較的若い社員も発表してるんですよ。

X線情報連携

X線情報とは、ものすごーく簡単に説明しちゃうとレントゲン写真が情報化されたもの。
その情報を、各システムでどのように使用するかが講義のテーマです。
情報の中には、電圧・電流などなじみ深い項目のほかに、自動露出制御など、普段なかなか耳にしない項目もありました。
X線システムの構成や、X線の発生条件の説明もあって非常に興味深かったです。

発表が終わった後も、「CRって何?」、「CRとDRの違いって何?」など質問殺到!
みんな意欲的です。なかには「X線発生の説明が間違ってる!」などの駄目出しも。。。
ちなみに、CRはレントゲン撮影装置の一種で、X線フィルムの代わりにIP(イメージングプレート)を用いて撮影します。IPを使わず、X線検出機を使用するのがDRです。

また、発表者から見て、自分が担当しているシステムの販売数を上げるにはどうすればいいか、などの考察もありました。
開発によらない意見でも、社内で協議・検討できる機会があるってすごいことだと思います。
こうやって社員全体が、同じ方向を向いて成長していけたらいいですね。
みんなで手を取り合って、感動品質の提供を目指しましょう!

あらあらかしこ。

(文:開発部 時澤)