リベルワークス製、NFCドロイドです。弊社では、Sysprepによる、Windows クライアントまたは Windows Server の量産インストール用のイメージングを実施しています。このイメージ展開用USBのNFCを認識して、構成情報を大きく画面表示しモデル名を音声合成で発話、生産記録を行うロボットになります。
Windows10 Iot Enterprise 201より、イメージ展開と一般化処理による自動インストールを導入しています。自動生産によって、工数と人的ミスは格段に減りました。しかし導入時より、展開イメージの間違いという、新たな不良品の可能性が予見され対策が必要となりました。
CPU世代とチップセットが近い同世代製品は、間違ったイメージを展開してもおそらく動く可能性があります。通常の生産後チェックは設定確認のため、イメージ違いというエラーの対応についてわずかな不安があり、この対策として多くの検討と対応が行われてきました。
そしてこれも対策の一つです。生産開始時、展開USBをドロイドに認識させ、情報を画面に大きく表示し視覚で確認。加えてモデル名を読上げて聴覚で確認。確認後、生産開始ボタンを押して生産ログを記録。評価はこれからです。
(2号機は顔認証と顔識別を搭載しており、作業者の自動記録を行います。)