リベルワークス広報の金田です。現在、リベルワークス事業企画グループにて、ノーコードアプリ開発ツールプロジェクトが始動しています。ノーコード開発ツールはコーディングを必要とせず、GUIで簡単にシステム開発ができるプラットフォームです。
当初は多少なりともプログラムに携わり、三行程度コードを書いたことがある自身としては、リベルワークスという開発会社におけるノーコードツール導入について、若干ながらとまどいを感じました。しかしながら、相当に盛り上がってきたノーコード/ローコードとは実際使えるのか。一過性のブームなのか本物か。今回のプロジェクトに関係するにあたり、ノーコード開発ツールについて、有名どころ一通りお試ししてみました。
まずリベルワークスのノーコードアプリ開発ツールは、一日でAndroid iOS対応のアプリが作成できます。プッシュ広告、クーポン、予約など、企業店舗アプリに必要な機能がGUIで実装できます。また別のシングルボード用ノーコードツールでは、WEB上の開発プラットフォームにアクセスして、追加するデバイス、チップ名を検索するだけで、リポジトリから追加機能パネルとして読み込まれ、後はブロックをくみ上げるだけで簡単に動きます。GUIによる制限、可読性など難はありますが、外注するより確実にローコストです。
米リサーチ会社によれば、ノーコードの市場規規模は、年率50%の成長を続けており、2022年には2兆円を超えると予想されています。リベルワークスと取引があるローコード開発プラットフォームも、2020年2月期決算は前期比で大幅な営業増益となっています。
現在の長引くコロナ禍でビジネス環境は一変し、変化に適応できなければ生き残れない状況です。デジタル化しかり、テレワークしかり。画してノーコード/ローコードはDX、デジタル活用、事業変革の推進剤となりえるのか。いずれにしても、たとえ開発会社としても、ノーコード/ローコードは、無視できない市場となっているようです。