お疲れ様です。読書部です。
今年最後のブログ更新となりました。
皆さまにとって、2025年はどのような一年だったでしょうか。また何か心に残っている本はございますでしょうか。
私にとって今年一番「記憶に残った一冊」を挙げるとすれば、それは新卒一年目の4月、必死に食らいついた『ネットワークはなぜつながるのか』です。 今年になって読み返した際はシンプルで非常に分かりやすい良書と感じたのですが、当時の私には「難攻不落の要塞」のように立ちはだかっていました。帰宅後に必死で予習復習を繰り返した、あの頃の焦燥感。その本を開くと、今でも当時の「苦い記憶」とともに、初心に帰るような引き締まる感覚を覚えます。
これもまた本を通した思い出の一つかと考えております。
そのほかに人生で思い出に残っている本を思い出すと、そのほとんどは小中学生の頃に集約されています。父親が小学生時代に好きだった本を図書館で見つけてうれしかった事、中学時代に友人から勧められた本を夜更かしして読み込んだ事、中学の受験~高校になる頃には本を読むことはめっきり減り、当時本を読むのが好きだったことは社会人になるまで忘れていました。
かつてとは読むジャンルも環境も変わりましたが、こうして部員の皆さんと本を持ち寄り、言葉を交わせる場所があること。その幸せを改めて噛み締めています。
来年の一冊は果たして何になるか。来年のブログで書ければ良いなと思います。
皆さま良いお年を!
